東日本大震災から1年5カ月となる11日、宮城県気仙沼市で2年ぶりに「気仙沼みなとまつり」が開催された。=写真(大西正純撮影)(写真:産経新聞)

 東日本大震災の発生から1年5カ月となった月命日の11日、岩手、宮城、福島の被災3県で夏の夜空にいっせいに花火が打ち上げられた。犠牲者の追悼と街の復興への思いが託された計約3万発の柔らかな光が被災者を優しく包み込んだ。

 岩手県宮古市田老地区の観覧場所には住民らが作った灯籠が並べられ、打ち上げ前に1分間黙祷(もくとう)。宮城県気仙沼市では2年ぶりに「気仙沼みなとまつり」が開催され、湾内から打ち上げられた花火が夜空を彩り、がれきとなった住宅跡から歓声が上がった。

 東京電力福島第1原発事故の影響が続く福島県南相馬市の会場でも、被災者が夜空に咲く大輪に見入っていた。