靖国神社を参拝する国会議員ら(15日)  安倍首相が15日、昨年に続いて終戦記念日の靖国神社参拝を見送ったのは、第2次安倍内閣発足以来まだ実現していない日中、日韓首脳会談へ向け、両国への配慮を示す狙いがあるとみられる。  ただ、3閣僚や多くの国会議員が参拝したことに中韓両国は批判を強めており、関係改善は見通せない。  自民党の萩生田光一総裁特別補佐は同日午前、首相官邸を訪れ、玉串料の奉納を首相に報告した。首相からは「ご苦労さま」とねぎらわれたという。  首相は、この日午後から再び夏休みに入り、山梨県内の別荘へ向かった。靖国神社参拝についての記者団の問いかけには、無言のままだった。「靖国参拝を外交問題化する意思がないことを明確化する」(首相周辺)狙いがあるようだ。