収穫がはじまった露地物のサクランボ(13日、福島市で)=菅野靖撮影  福島市で露地栽培のサクランボの収穫が始まった。  昨年、東京電力福島第一原発事故による風評被害に悩まされた農家は「今年は勝負の年」と期待を込める。  同市の農家の男性(62)は、9アールの畑で約40本の佐藤錦を栽培。13日は午前5時半から父(87)と2人で脚立に上り、一つ一つ丁寧に収穫した。  JA新ふくしまによると、市内のサクランボ農家230戸で放射性物質の全戸検査を行っている。  昨年は原発事故の影響で、贈答用の売り上げが伸び悩んだ。今年は大きさや色つき、甘さは上々という。男性は「放射性物質の検査でも問題はない。安心して食べてもらいたい」と話している。