スイス・ルツェルンでオーケストラを指揮するクラウディオ・アバド氏=2007年8月(AP=共同)  【ローマ共同】イタリアのメディアによると、クラシック音楽界の巨匠で同国の指揮者クラウディオ・アバド氏が20日、北部ボローニャで死去した。80歳。死因は不明だが、かつて胃がんの手術を受けたことがあり、体調不良で昨年末からコンサート活動などをキャンセルしていた。  1933年イタリア北部ミラノの音楽一家に生まれた。ミラノ音楽院などでピアノや指揮を学び、60年に27歳の若さでミラノ・スカラ座の指揮者としてデビュー。  89年にカラヤンの後任として世界最高峰とされるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督に選ばれ、2002年まで務めた。