雨よけと防犯を兼ねて倒壊した住宅にシートをかける建設業者の人たち。白馬村の建設業者らで作る団体がボランティアでシートをかけて回っていた=長野県白馬村神城の堀之内地区で2014年11月24日午後1時50分、宮間俊樹撮影

 長野県北部を震源として22日夜に発生した地震。重軽傷者23人と県内最大の被害が出た白馬村では、3連休最後の24日、住民たちが損壊した家の中を片付けたり、衣服など避難生活に必要な物資を取りに戻ったりした。25日は降雨が予想されており、親族らが駆けつけて片付けを手伝い、壁などが破損した部分をシートで覆うなど応急処置を急ぐ姿も。村の避難所には24日夜も約160人が身を寄せた。

 白馬村は同日、「43棟」と発表していた全壊住宅数を「27棟」と訂正した。調査の結果、人が住んでいない建物が含まれていたという。

 余震で倒壊の恐れがあると判定され「危険」の赤い張り紙のある同村神城の三日市場地区の公務員、吉田聡さん(50)の住宅では24日、親族らの手を借りて家財道具などを別の場所に運び出す作業が行われていた。吉田さんは「余震は怖いが、天候のこともあるので作業を進めざるを得ない」と話した。

 同村職員と村の建築業組合の組合員らは24日、天候悪化に備え、堀之内地区を中心に扉や窓が壊れた住宅約60軒にシートをかぶせた。路上では地震ではがれた舗装を撤去する重機があちこちで見られた。