警戒区域で群れていた放れ牛=福島県大熊町で2012年3月1日、佐々木順一撮影

 東京電力福島第1原発事故による警戒区域(半径20キロ圏内)内で、農家の管理を離れるなどして野生化した「放れ牛」と車の衝突事故が相次いでいる。福島県警双葉署が事故処理した件数は25件にのぼり、うち23件は夜間に発生していた。街灯も消えた暗闇の中、スピードを出し過ぎて、黒い牛に気付かず衝突するらしい。負傷者は出ていない。