赤い風船を大空へ放つ、参加者たち=静岡県御前崎市の白羽海岸で2012年8月18日午前10時40分、荒木涼子撮影  政府要請で運転停止中の中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の近くから風船を飛ばし、事故時の放射性物質拡散を予測する試みが18日行われた。長野、山梨県などから有志約25人が参加。同日中に計1000個の風船を飛ばす予定だ。 【浜岡原発】再稼働問う有効署名、必要数を超す  「みんなで飛ばそう 赤い風船 夏の風プロジェクト」で、長野県高森町の写真家、中川賢俊(まさとし)さん(60)が計画した。東海地震で被災する可能性がある浜岡原発で、事故が発生した場合の影響を調べる。  愛知県方向へ東の風が吹くなか、午前10時40分、御前崎市の白羽海岸から赤い風船約100個を一斉に空へ放った。風船には連絡を依頼するカードを付けた。風船が落下した位置をインターネットで公表し、原発災害への警戒を呼びかける。中川さんは「原発事故の影響を目で確かめて、具体的なイメージを持ってほしい」と話した。【荒木涼子】