福島県飯舘村から避難した住民が手作りする「まけないぞう」(6月23日、福島市で)=菅野靖撮影

 阪神大震災の被災者支援の中で生まれた象の形をした手ふきタオル「まけないぞう」作りが、東京電力福島第一原発事故で全村避難している福島県飯舘村の住民の間で広まっている。

 「まけないぞう」は、1枚のタオルを折り曲げたり丸めたりして、象の鼻や耳の形にし、ボタンやリボンで飾り付ける。

 同村付近には天保の大飢饉(ききん)後、富山県から多く人が入植している。それが縁で、浄土真宗本願寺派高岡教区(富山県高岡市)の門徒がタオルを提供し、完成品を1本500円で買い取っている。