町村信孝前衆院議長(写真:産経新聞)

 自民党の町村信孝前衆院議長=衆院北海道5区=が1日午後、脳梗塞のため東京都内の病院で死去した。70歳。葬儀・告別式の日時は未定だが、自民党は党葬を行う見通し。

 町村氏は平成26年12月に第75代衆院議長に就任したが、今年4月15日、体調不良を訴え、都内の病院に入院。同月20日に入院先から登院し、川端達夫衆院副議長に辞任願を提出した。

 町村氏は同日、衆院で開いた記者会見で「軽い脳梗塞と診断され、(医師から)当面安静をとり精密検査と治療が必要だとの話があった」と説明。「議長の責務の重さを考え、いささかなりとも悪影響が出る恐れは避けなければならない」と語っていた。

 町村氏は東大経済学部を卒業後、昭和44年に通商産業省(現在の経済産業省)に入省。58年の衆院選で初当選し、文部科学相や外相などを歴任した。平成18年には森喜朗元首相に代わり、清和政策研究会(旧町村派)の会長に就任、党内最大派閥に育て上げた。19年には官房長官となり、福田康夫内閣を支えた。