9月25日、パキスタンで24日に発生したマグニチュード(M)7.7の地震により、同国南部グワダル沖のアラビア海に隆起した島に地元住民や地震学者が初めて上陸した(2013年 ロイター)

[グワダル(パキスタン) 25日 ロイター] - パキスタンで24日に発生したマグニチュード(M)7.7の地震により、同国南部グワダル沖のアラビア海に隆起した島に地元住民や地震学者が25日、初めて上陸した。

災害対策当局によると、今回隆起した島はグワダルの沖合約5キロメートルに位置し、海面からの高さは約10メートル、長さは300—400メートルほどだという。

島に上陸した地震研究所の専門家は、島からメタンガスが噴き出していると語った。同行したロイターのカメラマンによると、島から噴き出しているガスにライターの火を近づけたところ着火したという。

科学者らとともに上陸したパキスタン軍の兵士は国旗を掲げた。しかし、このようなことがあったのは今回が初めてではない。

地元の漁師が老人から聞いたという話によると、この地域で70年前に地震が発生した際にも、同様の小島が海から隆起し、その後再び海に沈んだことがあるという。

また災害対策当局者によれば、1945年にパキスタンの首都カラチ近郊で発生した地震の際も、人が歩けるほどの大きさの島が海面から隆起し、その後沈んだことを英国とインドの地質調査隊が確認している。