参拝のため靖国神社を訪れた新藤義孝総務相=東京都千代田区で2013年8月15日午前8時11分、木葉健二撮影  安倍晋三首相は15日午前、東京・九段北の靖国神社に、代理人を通じ自民党総裁として私費で玉串料を奉納した。終戦記念日の参拝は見送る。また、新藤義孝総務相と古屋圭司国家公安委員長の2閣僚が同日午前、靖国神社を参拝した。首相の対応は、中国、韓国との一層の関係悪化を避けるとともに、保守層にも配慮した形だが、玉串料を奉納し今後の参拝の余地を残したことに両国が反発する可能性がある。  安倍首相は記者団に「国のために戦った方々に対する感謝の気持ちは持ち続けていきたい」と強調。今後の参拝については「いつ参拝するか、あるいは、するかしないかについて、申し上げない」と述べた。  首相の代理人として玉串料を納めた自民党総裁特別補佐の萩生田光一衆院議員によると、首相からは事前に「本日は参拝できないことをおわびしてほしい」と伝えられたという。  新藤氏は記者団に「個人の立場で私的な参拝を行った。私の祖父が眠る場所でもあり、遺族として祖先へのお参りとしてもさせていただいた」と語った。古屋氏は「戦没者をどういう形で慰霊するかは純粋に国内問題で、よその国から干渉を受けるものではない」と述べた。