家族連れなどでにぎわった北茨城市の磯原二ツ島海水浴場=小池勇喜撮影

 東日本大震災以降、県内の海水浴場で唯一、海開きが見送られてきた茨城県北茨城市磯原町磯原の磯原二ツ島海水浴場が27日、3年ぶりに営業を再開し、親子連れなどでにぎわった。

 同海水浴場は、震災で地盤沈下し、砂浜の面積が減少した。近くの岩場が崩落する危険性があるため、海開きが見送られてきた。しかし、岩場が崩れる危険性が低いことや、長期間開設しないことで他の観光にも影響が出ることを懸念し、同市観光協会は、岩場付近の遊泳を禁止し、海水浴エリアも震災前の半分程度に狭めて営業を再開することを決めた。

 この日は、安全祈願祭の後、雨に見舞われたが、約200人の海水浴客が訪れた。孫2人と遊んでいた近くに住む、会社員増田保さん(55)は「孫が海で遊ぶのを楽しみにしていたので、地元の海が再開されてうれしい」と話していた。8月11日まで。