復興へ 地元の米粉でサブレ開発 津波被害の菓子店主ら 千葉

試食会で「いいおか九十九里サブレー」を披露する飯岡菓子組合研究会の辰野裕彦会長(中央)ら=7日、旭市(城之内和義撮影)(写真:産経新聞)

 東日本大震災で津波被害を受けた千葉県旭市飯岡地区の菓子店主らが観光と産業の復興を目指して開発した「いいおか九十九里サブレー」が完成し7日、関係者向けの試食会が開かれた。市内産の米粉を使った焼き菓子で、土産品の目玉にしたいという。10日から各店で販売を始めるほか、23日に市内で開催する「海上産業まつり」に出店してPRする。

 同地区の7店が加盟する飯岡菓子組合のうち海岸近くで営業するところは、震災時の津波に襲われ大きな被害を受けた。

 店が大規模半壊した太田製菓店主の嶋田庄司さん(54)は、被災から4カ月後に店を再開したものの「震災後は嗜(し)好(こう)品の菓子を買い控える傾向が続いている」と話す。売り上げは震災前より大幅に減ったという。