最盛期を迎えた福島県産の梨「幸水」の収穫(30日、福島市で)=菅野靖撮影

 福島県産梨の出荷が本格化している。

 昨年は東京電力福島第一原発事故の風評被害に悩まされたが、県内最大の生産地・福島市の「JA新ふくしま」では、管内の農家計約450戸の全品種について放射性物質検査を行い、安全性をPRしている。

 日本園芸農業協同組合連合会によると、最大市場は京浜地区で、8月23〜28日の平均卸売価格は1キロあたり290円。震災前の8割まで回復した。同市上野寺の梨農家の男性(59)は、「小玉だが、甘さは十分。ぜひ味わって」と話した。