靖国神社を参拝した国会議員ら=東京都千代田区で2014年8月15日午前11時14分、長谷川直亮撮影  保守系の超党派議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久元参院副議長)は終戦記念日の15日、東京・九段北の靖国神社を集団参拝した。同会によると参拝した衆参議員は計84人で、2013年の103人からは減少したが、12年夏の民主党政権下の55人は上回った。政府側からは、衛藤晟一首相補佐官、安倍晋三首相の実弟の岸信夫副外相、愛知次郎副財務相ら副大臣5人と政務官3人の計9人が参加した。  党派別の内訳は自民党の68人が最多。次世代の党7人▽日本維新の会6人▽民主党2人▽無所属1人--と続いた。自民党は尾辻氏や高市早苗政調会長、民主党の羽田雄一郎参院幹事長、維新の松野頼久国会議員団代表、次世代の党の平沼赳夫党首らが参加した。参拝議員が昨夏からやや減ったことについて、同会は「昨年は当選直後だった議員も地元と関係が深まり、地元行事を優先したのではないか」とみている。  同会とは別に、自民党の野田聖子総務会長や小泉進次郎復興政務官、次世代の党の石原慎太郎最高顧問らも同日参拝した。首相の参拝見送りについて、尾辻氏は集団参拝後の記者会見で「(大戦で)亡くなった方々のために首相が国益を判断したと思う」と理解を示した。一方、靖国神社の境内で開かれた保守系団体の会合で、次世代の党の山田宏幹事長は「首相が普通に参拝できない国は独立国ではない」と不満を見せた。【宮島寛、葛西大博】