参院選の大勝から一夜明け、自民党臨時役員会で笑顔を見せる安倍晋三首相=同党本部で2013年7月22日午前11時2分、森田剛史撮影

 安倍晋三首相(自民党総裁)は22日午前、参院選大勝を受け、党臨時役員会に出席し、「念願のねじれを解消して安定的多数を確保した。問われているのは自民党であり、一致結束して結果を出したい」と述べた。首相は同日午後、党本部で記者会見し、今後の政権運営について見解を表明。9月に予定する党役員人事では、選挙戦を仕切った石破茂幹事長を続投させる方向で調整に入った。

 首相は臨時役員会で「国民との約束を果たすことで信頼を高めたい」と述べ、参院選で訴えた景気回復の「実感」につながる政策の実現を急ぐ考えを示した。同日午後には国会内で公明党の山口那津男代表と党首会談を行い、8月2日召集予定の臨時国会の対応などを話し合う方針だ。

 これに先立ち、石破氏は東京都内で記者団に対し、当面の政策課題について「消費税率の引き上げにも連動するため、経済を優先していく」と経済に最優先で取り組む考えを強調。党役員人事については「総裁である首相の考えを尊重する」と語った。