台風8号の強風で倒壊し道路をふさいだ建物=那覇市で2014年7月8日午後4時29分、佐藤敬一撮影

 大型で非常に強い台風8号は8日午後、東シナ海を北上、9日は勢力を落としながら進路を東寄りに変える見込みだ。10日には暴風域を伴い、強い勢力で九州地方に接近し、上陸する恐れがある。気象庁は九州や本州で「雨量がかなり多くなる所がある」として厳重な警戒を呼びかけている。

 同庁は8日夜、沖縄県の宮古島地方の暴風・波浪・高潮特別警報、本島地方の高潮特別警報を解除した。本島地方の大雨・暴風・波浪特別警報は9日朝にかけ注意報などに切り替える予定。

 台風8号は8日午後9時現在、久米島の北北西約190キロを時速約25キロで北へ進んでいる。中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。風速25メートル以上の暴風域は中心の南東側280キロ以内と北西側200キロ以内。今後は太平洋沿岸に沿って東へ進む見込みで、11日にも関東など東日本に近付く見通し。