伝統行事「松明あかし」で激しく燃え上がる巨大なたいまつ=8日夜、福島県須賀川市

 福島県須賀川市で8日夜、400年以上の歴史を持つ伝統行事「松明あかし」が行われた。太鼓の音とともに長さ約6~10メートルの巨大なたいまつ約30本に火がともされ、晩秋の夜空を赤く焦がした。

 松明あかしは、伊達政宗の軍勢が須賀川城を攻めた合戦が由来で、戦死した人々を弔うために始まった。

 同県喜多方市から夫婦で訪れた無職江口隆さん(61)は、「震災の年は福島全体が元気をなくしていた。こうやって祭りが盛り上がっている様子を見ると、だんだんと普通に戻ってきたという気がする」と語った。