中間貯蔵施設の候補地で、ため池から水質調査用の水を集める調査員=福島県大熊町で2013年4月23日、神保圭作撮影

 東京電力福島第1原発事故の除染で生じた汚染土を保管する中間貯蔵施設について、環境省は23日、福島県大熊町で地質や周辺の水質環境を調べる現地調査を始めた。9日の楢葉町に続き2カ所目。

 候補地は楢葉町1カ所▽大熊町6カ所▽双葉町2カ所。同省は15年1月に搬入を始める計画で、残る双葉町とも協議を進め、早期の調査に入るとしている。

 この日は、昨年12月の区域再編で「帰還困難区域」(年間被ばく線量50ミリシーベルト超)となった大熊町大和久地区のパークゴルフ場(町有地)で地質と水質を調べた。調査員が斜面の土を手に取って構成物質を確かめたり、施設内のため池の水を約3リットル採取したりするなどした。