「1.17のつどい」で 亡くなった弟、三日月泰之さんの遺品を持って東遊園地を訪れた木澤恵美子さん=17日午前、神戸市中央区の東遊園地(甘利慈撮影)(写真:産経新聞)

 阪神大震災から丸18年を迎えた17日、神戸市中央区の東遊園地で開かれた「阪神淡路大震災1・17のつどい」。同市北区のパート、木澤恵美子さん(56)は、震災で亡くなった弟の三日月泰之(みかづき・ひろゆき)さん=当時(35)=が初詣で着ていた金色のブルゾンを持って東遊園地を訪れた。

 全壊した泰之さんの兵庫区の自宅から見つけ出した数少ない遺品。13年前に亡くなった母親の賀代子さん=当時(67)=がたんすの中に大事にしまっておいたものだ。

 泰之さんは生きていれば、この日が53歳の誕生日だった。

 亡くなったときの泰之さんは、眠るように安らかな顔だった。「我慢強くて優しすぎる子だった」という。