消火作業のため函館港にえい航されてきた「さんふらわあ だいせつ」。右側面が黒く焦げている=北海道函館市で2015年8月5日午後1時、遠藤修平撮影

 北海道苫小牧市沖で発生したカーフェリー「さんふらわあ だいせつ」(1万1401トン)の火災で、第1管区海上保安本部は5日、遺体で見つかった乗組員の2等航海士、織田(おりた)邦彦さん(44)=東広島市=の死因が一酸化炭素中毒死だったと発表した。また、同船は5日午後、消火作業のため、函館港西防波堤の沖合西1.5キロに到着し、船内に二酸化炭素を注入する準備を始めた。

 運航会社の商船三井フェリー(東京都港区)によると、出火した車両甲板「Dデッキ」を密閉し、6日以降に二酸化炭素を注入する予定。注入後、鎮火までは数日かかる見通し。消火作業終了後は函館港ではなく、別の港にえい航して接岸する。【遠藤修平】