ヘルメットとマスクを着用して御嶽山噴火後の初登校をする王滝小学校の児童=長野県王滝村で2014年9月30日午前8時2分、宮間俊樹撮影
御嶽山のふもとにある長野県王滝村の村立王滝小・中学校(児童31人、生徒17人)は30日、振り替え休日明けで噴火後初の授業となり、児童・生徒はヘルメット、マスク姿で登校した。
急な噴火や火山灰に備え、同校は登下校時のヘルメットとマスク着用を指導。体育の授業でのソフトボールを中止するなど、週内は部活動や休み時間を含め、屋外での活動を禁止にした。
宮沢賢司校長は「児童・生徒の命、安全を第一に考え、全職員で対応に当たっている。保護者は心配だろうが、各担任が要望などを聞いており、今のところ混乱はない」と話した。【井上知大、藤沢美由紀】