川沿いにあった民家が増水した川に流された現場=14日午前9時、京都府宇治市志津川東詰(本社ヘリから、山田哲司撮影)(写真:産経新聞)  一面に茶褐色の泥水が広がり、のどかな住宅街が一瞬で消えた。大雨の影響で14日、浸水被害が相次いだ京都府宇治市では、氾濫(はんらん)した川に民家が流され、2人が行方不明になった。「こんな光景は見たことがない」。自宅に取り残された住民らは不安そうに外の様子を眺めた。一方、交通機関も各地で乱れ、お盆休みの関西に混乱が広がった。  宇治川に流れる支流が決壊し、住宅街が浸水した宇治市の志津川地区。老夫婦が行方不明になった民家は川沿いにあり、周辺の土手が崩落。近くに住む主婦(63)は「川幅が普段の2倍に見えた」と振り返り、別の女性(58)も「泥水で橋も家も見えなかった」と動揺した様子だった。