台風18号による雨で崩壊したJR東海道線ののり面=大津市石場で2013年9月16日午前7時23分、石川勝義撮影
16日午前4時10分ごろ、大津市石場のJR東海道線北側のり面が約16メートルにわたって崩壊し、近くの3階建てアパートの1階に土砂が流れ込んだ。滋賀県警大津署によると、住人の50代男性が胸まで土砂に埋まった状態となったが、命に別条はない模様。消防などが救出作業に当たっている。のり面は線路付近から崩れている。
JR西日本によると、大津市の土砂崩れや大雨の影響で、JR東海道線が京都−米原駅間で始発から運行を見合わせている。滋賀県には同日午前5時に大雨特別警報が出された。【石川勝義、村瀬優子、小林慎】