川の護岸がえぐられ傾いた建物(作業場兼車庫)=28日午後7時18分、島根県津和野町鷲原(山田哲司撮影)(写真:産経新聞)  「これが『山津波』なのか」。28日、島根県津和野町などを襲った猛烈な雨。同町では、同日だけで350ミリ超の降水量を観測、7月ひと月分を超える降水量をわずか半日で記録した。雨は午後には小康状態になり、朝から出されていた避難勧告も夕方には解除されたが、町内の公的施設などには一時600人超が避難、静かな「山陰の小京都」を突然襲った自然の猛威に住民らは不安を募らせた。  ふだんなら、津和野川沿いに広がる城下町の美しい景観で観光客らに人気の同町だが、この日は激しい雨と氾濫しそうな川の様子に人々の表情も引きつった。