土砂崩れで寸断された国道265号=熊本県阿蘇市で2012年7月12日午後1時46分、本社ヘリから加古信志撮影  記録的大雨で大きな被害が出た熊本県阿蘇市と南阿蘇村の上空を本社ヘリで飛んだ。  南阿蘇村の立野地区では白川の支流、黒川両岸の護岸が何十メートルにもわたって崩れ、周辺の道路のコンクリートも一部流されていた。  北東に向かい、阿蘇市の上空に入ると、赤水地区から内牧地区にかけて黒川が氾濫し、一帯が濁流にのまれ、まるで湖のようになっていた。屋根まで水に浸かっている車があちこちで見えた。  更に東の同市一の宮地区では、至る所で山がV字にえぐられ茶色の山肌がむき出しに。その先には流れ出た土砂や木々が何軒もの民家を押しつぶしていた。行方不明者が出ている現場では消防団員や自衛隊員らが懸命に捜索を続けていた。【加古信志】