大雨で冠水した道路(4日午後5時52分、名古屋市中村区で)=加藤学撮影  日本列島は4日、大気の状態が不安定となり、西日本から東海地方で猛烈な雨が降るなど荒れ模様の天候となった。  栃木県矢板市では同日昼過ぎ頃に竜巻が発生、家屋が壊れるなどの被害が出た。同県鹿沼市、塩谷町でも屋根が飛ばされるなどの被害が相次ぎ、同県内で計3人が負傷した。  一方、中国、四国地方を中心に4日午前から雨が降り続き、午後には東海地方でも猛烈な雨となった。名古屋市では同日夕、市内全域に避難準備情報を出し、一部住民に避難を勧告した。  気象庁によると、4日は四国付近に停滞する温帯低気圧と列島にかかる秋雨前線の影響で各地で大雨となった。太平洋高気圧に沿って暖かく湿った空気が流れ込み、関東地方の上空では強い上昇気流を伴う巨大な積乱雲「スーパーセル」が発達、竜巻の発生につながった可能性があるという。