熊本県南阿蘇村の土砂崩れ現場。全国各地でこのような被害が出ても不思議ではない(写真:夕刊フジ)  九州を襲った記録的な豪雨。梅雨末期の大雨は珍しくないが、「これまでに経験したことのないような大雨」(気象庁)となると明らかに異常。週末にかけて首都圏ほか本州各地に影響が及ぶ可能性もあるだけに、全国的に洪水や土砂崩れなどへの警戒が必要だ。  熊本県警は13日、同県阿蘇市内で新たに2人の遺体を確認。熊本、大分両県の豪雨による死者は19人、行方不明者は8人となった。  気象庁によると、被害の集中した熊本県阿蘇市では、12日の1時間あたりの最大雨量が108ミリ。午後1時20分までの24時間雨量は507・5ミリで、観測史上最多となった。平年の7月1カ月分の平均雨量は570・1ミリなので、ほぼ1カ月分の雨が1日で降ったことになる。こうした異常事態を見越し、同庁では「これまでに経験したことのない−」といった表現を用いた。