濁流に囲まれた防災対策本部のある常総市役所。避難した人たちも不安そうに地上を見下ろした=11日午前5時15分ごろ、同市役所3階(中辻健太郎撮影)(写真:産経新聞)

 安倍晋三首相は12日、茨城県常総市を訪問し、台風の影響による大雨被害の状況を視察する。被災地への激甚災害指定に向け、現地の被害状況を速やかに把握するためとみられる。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は11日の記者会見で、激甚災害指定の可能性について「当然そういう方向になるのではないか」と述べ、指定する方針を示した。首相は同日夕、茨城、栃木両県を視察した政府調査団の赤沢亮正内閣府副大臣から被害状況の報告を受けている。

 これに先立ち、首相は官邸で開催した大雨に関する関係閣僚会議で、(1)被災地の救助、救命(2)住民の避難の確実な実施(3)医療行為の提供などの被災者支援-に万全を期すよう指示。被災者の避難所生活の長期化にも備えるよう求めた。