連絡が取れなくなっている北海道清水町の男性が住む周辺を調べる捜索隊員(2日午後、北海道清水町で)=清水健司撮影

 台風10号による大雨と洪水被害に関連し、北海道警は2日、新たに清水町の無職男性(63)と8月30日から連絡がとれなくなっていると発表した。

 男性の自宅は土台を残して流された状態といい、道警新得署は、大雨で増水した川に流された可能性があるとみて、付近を捜索している。道内での行方不明は4人となった。

 道警などによると、8月31日夜に近所の住民から「男性と連絡が取れない」と通報があった。9月1日夜までに男性宅を確認したところ、住宅は土台のコンクリートしか残っていない状態だった。現場は山のふもとにある別荘地で、付近に川が流れている。男性は独り暮らし。

 一方、道警は2日午前9時20分頃、新得町内の川岸で流木に引っかかっている男性を発見し、その場で死亡を確認したと発表した。死因は脳挫傷だった。道警は、同町内の橋で軽乗用車ごと川に転落し、行方が分からなくなっていた同町の男性(73)とみて確認している。大樹町の中州でも同日午前8時50分頃、男性が見つかり、ヘリコプターで収容し、死亡を確認した。