東京電力柏崎刈羽原発。左から5号機、6号機、7号機=2015年5月22日13時38分、本社機「希望」から

 原子力規制委員会の柏崎刈羽規制事務所は29日、東京電力が柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)で行った安全対策工事のうち12件を抽出調査した結果、7件で工事の設計が適切かどうかを社内で十分に確認していなかったと発表した。うちケーブル耐火工事など3件は全く確認していなかったと認定した。

 設計確認は、原子炉等規制法に基づく保安規定で義務付けられており、規制委は来月にも規定違反に当たるか正式に判断する。規制事務所は東電に対し、記録の残る工事400件以上を全てチェックするよう指示した。【高木昭午】