福島第1原発1~4号機と汚染水貯蔵タンク群=福島県大熊町2015年9月5日午前10時41分、本社ヘリから喜屋武真之介撮影

 東京電力福島第1原発事故の除染で出た廃棄物を詰めた大型袋(容量1立方メートル)が関東・東北豪雨で福島県内の河川に流出した問題で、環境省は14日朝までに293袋の流出を確認した。うち171袋を回収したという。

 同省によると、これまでに飯舘村内で290袋、下流の南相馬市で3袋が見つかった。南相馬市の3袋は中身が空の状態だった。中に詰められていた草などが流れ出たか、もとから空袋だったのかは不明という。

 未回収の122袋は河川の中州などにあり、水位の低下を待って回収する。

 同省は12日、240袋の流出を確認していた。【宮崎稔樹】