四国電力伊方原発(手前が3号機。奥左から2号機、1号機)=愛媛県伊方町で2015年11月16日、本社ヘリから森園道子撮影

 原子力規制委員会は23日の定例会合で、四国電力が再稼働を目指している伊方原発3号機(愛媛県)について、詳細設計などを定めた工事計画を認可した。四電は近く、機器の性能を確かめる使用前検査を規制委に申請する。使用前検査は3~4カ月かかる見込みで、問題がなければ伊方3号機は今夏に再稼働する可能性が高まった。

 四電は、新規制基準が施行された2013年7月に伊方3号機の安全審査を申請し、昨年夏に規制委の審査に合格した。再稼働前の手続きとして、運転管理体制をまとめた保安規定の認可が残っている。

 このほか、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)と、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)も規制委の審査に合格した。このうち、現在運転しているのは川内原発で、高浜の2基については今月、大津地裁が運転停止を命じる仮処分決定を出したため、現在停止している。【酒造唯】