九州電力の玄海原発=佐賀県玄海町で2012年3月、本社ヘリから安達一成撮影  福岡県は3日、九州電力の玄海原発(佐賀県玄海町)事故に備え佐賀、長崎両県と連携した原子力防災訓練を10月28日に実施すると発表した。共同での放射線空中測定訓練などを予定している。3県の連携訓練は初めて。  福岡県によると、東京電力福島第1原発事故並みの放射能漏れ事故が玄海原発で発生したと想定。福岡、長崎両県が佐賀県に職員を派遣し、住民避難や緊急除染などの実施状況を情報交換。県境を越えて避難した人たちへの対応や救援物資の融通などを検討する。3県共同の放射線空中測定は3県の職員が自衛隊ヘリに同乗して調べる。  福岡県では、玄海原発から30キロ圏内の糸島市から車両、船舶による圏外への集団避難や交通誘導、救護所での簡易除染作業なども訓練する。