7月23日、東京電力福島第1原子力発電所について、政府の事故調査・検証委員会は、地震によって原子炉圧力容器などの重要機器に深刻な損傷が生じた証拠はないとの見解を示した。写真は同原発3号機。2月撮影(2012年 ロイター/Issei Kato)

畑村委員長は同日夕の記者会見で「安全神話に依存して推進してきた結果が今回の事故に見える」と強調した。

畑村委員長は「利便と危険のバランスを考えることが大事。危険を議論できる文化の醸成が日本は不十分だった」と事故発生を防げなかった風土の存在を指摘。報告書末尾の委員長所感で「政府を始めとした関係機関が継続的に調査・検証を行っていくことを強く希望する」と要望した。