四国電力伊方原発3号機=愛媛県伊方町で2015年5月17日、本社ヘリから久保玲撮影

 原子力規制委員会は20日の定例会で、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)について、安全対策が新規制基準に適合しているとする事実上の合格証「審査書案」を了承した。東京電力福島第1原発事故を教訓に安全対策を強化した新基準に基づく審査合格は、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)に次ぎ3例目となる。再稼働は地元同意などの手続きが必要になるため、早くても年明け以降になる見通しだ。

 規制委は21日から30日間、一般からの意見を公募して審査書案を完成させるため、正式な合格は7月になる予定。再稼働には地元同意のほか、工事計画など二つの認可が必要。