建設が進む中部電力浜岡原発の防潮堤=静岡県御前崎市で2012年12月18日午後、本社ヘリから  中部電力は20日、浜岡原発(静岡県御前崎市)の津波の防波壁(高さ18メートル)を4メートルかさ上げし高さ22メートルにすると発表し、追加工事費は数十億円かかると明らかにした。全体の津波対策は予定通り13年12月に終了させたいとしている。  内閣府の有識者検討会が南海トラフ巨大地震の津波高を最大19メートルと想定したことを受けた。記者会見した水野明久社長は「敷地内に浸水しても速やかに冷温停止できると確認したが、安全性を一層高める」と説明した。  中部電は、内閣府のデータを分析し、防波壁に当たった弾みで高くなる分も含め、津波高を最大21.4メートルと推定。防波壁をかさ上げしても、敷地内の冷却用の取水槽から海水があふれるため、海水取水ポンプの防水壁も高さ1.5メートルを3メートルとする。【森有正】