東京電力福島第1原発。(左上から右下へ)1号機、2号機、3号機、4号機=2013年8月31日午後、本社ヘリから

 自民・公明両党は13日、東京電力福島第1原発の汚染水問題で、野党が求めている衆院経済産業委員会の閉会中審査に応じる方針を固めた。27、30の両日に開く方向で調整している。だが、野党は閉会中審査の早期開催と10月15日召集予定の臨時国会を前倒しして開催するよう求めており、与野党の駆け引きが激化しそうだ。

 安倍晋三首相は国際オリンピック委員会(IOC)総会で「状況はコントロールされている」と発言したが、東電の山下和彦フェローは13日、福島県郡山市で開かれた民主党の福島第1原発対策本部の会合で、「コントロールできていないと考えている」と説明した。

 これに野党が反発。民主党の海江田万里代表は「首相発言は事実と違う。(閉会中審査を)もっと早めてもらいたい」と記者団に強調した。