使用済み核燃料プール内の燃料を、水中に沈めた輸送容器に移す作業員ら=2013年11月、東京電力福島第1原発4号機(同社提供)

 福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出し作業で、東京電力は5日、プール内にあった1533体のうち、使用済み燃料1331体全てを、別棟の共用プールに移送し終えたと明らかにした。4号機プールに残るのはリスクの低い未使用燃料180体だけとなり、取り出し作業は山を越えた。

 取り出し作業は昨年11月に始まり、東電は初めに未使用燃料202体のうち22体を移送して手順や安全性に問題がないことを確認した上で、使用済み燃料の取り出しに着手した。

 未使用燃料180体の移送は年内に終える見通し。未使用燃料は使用済み燃料に比べ放射線の放出量は極めて小さい。