再稼働を目指す川内原発1号機(左奥)と2号機=鹿児島県薩摩川内市で2014年7月、本社ヘリから須賀川理撮影

 九州電力は30日、川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の運転管理方法を定める保安規定の補正書を原子力規制委員会に申請した。これで、再稼働に必要な三つの許認可申請がすべて提出されたことになる。

 保安規定は巨大噴火に備えて火山活動をモニタリングし、原子炉を停止する方法などを定める。補正書には、過酷事故対応の訓練手順などが盛り込まれたが、モニタリングの評価方法については、規制委の有識者が検討している内容は盛り込まれていない。九電は「現時点で反映する内容はない」と説明している。

 保安規定は核燃料装荷までに規制委の認可を受ける必要がある。九電は7月中旬の再稼働を目指してきたが、規制委の使用前検査で書類不備が見つかり、遅れる見通しだ。【酒造唯】