4号機使用済み核燃料プールから取り出される未使用燃料の入った輸送容器。4号機の廃炉工程は大きなヤマを越えたが、プールの水の抜き取りや建屋解体の時期については未定という=20日(代表撮影、画像の一部を修整しています)

 東京電力福島第1原発で20日、4号機の使用済み核燃料プールに残っていた燃料の取り出し作業が終わった。完了まで30~40年かかるとされる廃炉作業のうち、4号機の工程は大きなヤマを越えた。ただ今後1~3号機プールからの燃料取り出しは建屋の高い放射線量に阻まれて難航が予想され、廃炉が順調に進むかは不透明だ。

 東電は空になった4号機プールを報道陣に公開したが、プールの水の抜き取りや建屋解体の時期については未定としている。

 この日の作業では、最後に残った未使用燃料4体を入れた輸送容器(キャスク)を、建屋カバー内のクレーンでプールから引き上げた。