浜岡原発=静岡県御前崎市で2011年11月、本社ヘリから尾籠章裕撮影  3月の津波の推定で最大21メートルだった中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)は、海岸の地形を精査した結果、2メートル低い19メートルとなった。だが建設中の防波壁(高さ18メートル)を上回る可能性がある状況は変わらない。中部電は高台への発電機の設置など津波対策工事を来年12月に終える予定で、「原子炉建屋を潜水艦のような構造にしている。壁を越える津波でも浸水を防ぎ、新たな電源設備などで原子炉を冷却することは可能だ」と説明する。  今回は、津波の高さに加えて浸水域も公表され、浜岡原発周辺の沿岸部も広範囲に浸水する可能性があることが明らかになった。原発で事故が起きた場合、道路が浸水していれば住民の避難に影響を与えかねない。