関西電力高浜原発。手前から4号機、3号機、2号機、1号機=11月、福井県高浜町

 原子力規制委員会は17日の定例会合で、再稼働の前提となる審査を進めている関西電力高浜原発3、4号機(福井県)について「新規制基準に適合している」と結論付けた「審査書」の案を公表した。田中俊一委員長をはじめ各委員が了承し、事実上の審査合格となった。

 今後、工事計画の審査や運転前の検査、地元同意の手続きなどが必要で、再稼働は来年春以降になる見通し。

 東京電力福島第1原発事故を教訓に過酷事故や地震、津波対策を強化した新基準に基づく審査の合格は、九州電力川内1、2号機(鹿児島県)に続き2例目となる。