震災後初めて報道陣に公開された共用プール=福島県大熊町の福島第1原発で2013年2月5日午後1時11分、矢頭智剛撮影  東京電力福島第1原発の使用済み核燃料を保管する「共用プール建屋」(福島県大熊町)が5日、事故後初めて公開された。県が廃炉作業監視のため昨年12月に設立した廃炉安全監視協議会の初調査に、報道陣15人が同行した。  共用プール建屋は4号機西側にあり、地下1階・地上3階建て。津波で冷却機能を喪失、水温は最高73度まで上昇した。現在は30度前後で安定しているが、復旧作業が続く。  3階にあるプール開口部まで階段で上ると、水が循環する音だけが響いた。25メートルプール程の大きさで深さは12メートル。青っぽく見える水面の下約8メートルに長さ約4メートルの使用済み燃料が並ぶ。現在は6375体を保管し、ほぼいっぱいの状態だ。  東電はこの使用済み燃料を「乾式キャスク」と呼ばれる空冷式容器に移し免震重要棟近くに移動させた後、今年11月にも4号機の核燃料を同プールに移し始める予定。