関西電力高浜原発の(手前から)3号機、4号機=2014年11月、福井県高浜町

 関西電力の八木誠社長は28日、大阪市内で定例記者会見を開き、再稼働前の最終手続きを進める福井県の高浜原発3号機に関し、これまで10月中旬以降としていた核燃料の装填の時期は「現時点で未定だ」と述べた。関電が目標とする11月の再稼働は不透明感を増している。

 高浜3、4号機は福井地裁が下した再稼働差し止めの仮処分決定で動かせない状況にあり、関電による異議申し立ての審尋が続いている。八木社長は燃料装填について「審理も踏まえ総合的に判断したい」と説明した。

 一方で原発の再稼働が来春以降にずれ込んだ場合でも「2016年3月期は連結純損益の黒字を確保したい」とした。