高速増殖原型炉「もんじゅ」=福井県敦賀市で2015年10月7日、本社ヘリから三村政司撮影

 ◇文科省、有識者検討会検討結果を規制委に報告

 文部科学省は31日、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)の新たな運営主体のあり方を検討してきた有識者検討会(座長・有馬朗人元文相)の検討結果を原子力規制委員会に報告した。規制委は運営主体を具体的に特定するよう勧告しているが、検討会は組織名を挙げていない。文科省は今夏までに組織を特定し、改めて規制委に報告する。

 報告書を提出した文科省の田中正朗・研究開発局長は「検討は途中段階で、今後運営主体の具体化を図る」と説明した。報告書は新組織について「特殊会社、特殊法人、認可法人などが選択肢」としている。【酒造唯】