鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内原発1号機=7月(共同通信社機から)

 九州電力は10日、川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉内の核分裂を抑制する制御棒の駆動検査を実施した。異常はなく、再稼働前の全ての工程が完了した。11日午前に原子炉を起動し、再稼働させる。

 川内原発前では再稼働に反対する住民らが座り込みなどを継続。現地を訪れた菅直人元首相は記者団に「周辺住民の多くが再稼働に反対していることを強く感じた。九電は原発を動かしてはいけない」と話した。

 1号機には157体の燃料が装てんされており、11日午前10時半ごろに制御棒32本を引き抜いて原子炉を起動させる。午後11時ごろには臨界に達する見通し。