関西電力美浜原発=福井県美浜町で、本社ヘリから加古信志撮影

 関西電力美浜原発(福井県)敷地内の断層を調べる原子力規制委員会の有識者調査団は2日、断層の活動性を否定した報告書案について、調査団以外の専門家から意見を聞いた。その結果、結論の方向性は変わらない見通しだが、調査団が一部の断層についてデータ不足を理由に活動性を判断しなかったことに対し、「『活動していない可能性が高い』という結論の表現は強すぎ、再考が必要」との意見が出された。

 調査団は報告書案を修正したうえで、規制委に報告する。

 この日の会合に出席した専門家4人は「報告書案は一部の判断を留保した条件付きの結論。現在の結論の表現は誤解を与える」などと指摘した。調査団の座長を務める規制委の石渡明委員は「(意見を)反映してより良いものにしたい」と述べた。【鳥井真平】