地中レーダーを使い、行方不明者の手掛かりを捜す石巻署員ら=11日午前10時30分ごろ、石巻市渡波のながはま海浜公園

  岩手、宮城、福島の3県警などは11日、東日本大震災の行方不明者の手掛かりを求め、沿岸36カ所で集中捜索を行った。

  宮城では警官165人のほか、ボランティアや自治体職員が捜索に当たった。石巻市渡波での捜索活動には、石巻署員ら35人が参加。東北大が開発した地中レーダーで反応が出た場所をスコップで掘るなどした。

  気仙沼市本吉町の小泉海岸では、気仙沼署員や一般社団法人「気仙沼復興協会」が受け入れたボランティアと住民らの計150人が捜索を実施。雪交じりの強風の中、熊手などで手掛かりを探した。

  石巻市の現場を訪れた横内泉本部長は「時間の経過とともに厳しさは増しているが、家族の思いを背に捜索を継続していく」と話した。

  警察庁によると、11日現在の行方不明者は、被災3県で計2580人(岩手1129人、宮城1249人、福島202人)。