積み上がる除染廃棄物(野田佑介撮影)(写真:産経新聞)

 東京電力福島第1原発事故から5年を迎えるのを前に、環境省は24日、福島県内の除染で出た廃棄物の中間貯蔵施設予定地にある保管場を報道陣に公開した。

 保管場には廃棄物が入る黒い袋が約4メートルの高さまで積み上がっていた。17日時点で約3万7千立方メートルがあり、この日も廃棄物を積んだトラックがひっきりなしに出入りし、大型クレーンがうなりを上げていた。

 福島県双葉町と大熊町にまたがる第1原発の周囲約1600ヘクタールに建設される中間貯蔵施設には、両町に1カ所ずつ、一時的に廃棄物を置く保管場(計約5ヘクタール)が整備されている。施設は平成29年1月以降に順次稼働させるが、地権者との用地交渉が進展せず、搬入の完了時期は見通せない。